最近は大きな地震が全国各地で起きていて、いつ首都直下地震が起きてもおかしくないですよね。
今回は練馬区の地震の対策などについてご紹介します。

東京都では東京都震災対策条例に基づき、昭和50年11月に第1回の地域危険度を公表しました。
その後、市街地の変化を表す建物などの最新データや新たな知見を取り入れ、概ね5年ごとに調査を行っています。
このマップを見てみると、練馬区は23区の中でも比較的危険度が低いということが分かります。
地震の備えは大切ですよね。
練馬区では、区民防災組織というものがあり、練馬区在住在勤者が地域内の災害予防および二次災害の防止、
復興等を図るためその地域内の区民を母体として、自発的に設立し運営するものであって、以下の組織があります。
【区民防火組織】
◎防災会
消火・救出救護等の活動により、街を守ることを目的とする組織
◎市民消火隊
避難道路および、火災危険度の高い地域の消火を目的とする組織
◎避難拠点運営連絡会
避難拠点の運営協力、避難者の支援等の活動を目的とする組織
◎その他
その他、災害応急活動等を目的として、区長が必要と認める組織
区内では、避難拠点運営連絡会や防災会等により、毎年300回を超える防災訓練が行われています。
【地震に備える】
いざ地震が起きた時に、もちろん人命が第一ですが、家族であるペットのことも心配ですよね。
練馬区では、過去の災害においてペットがいるために避難所へ避難できず、自宅に留まり、自宅の倒壊による二次災害に遭ったり、
車の中での生活でエコノミークラス症候群になって亡くなってしまった事例がありました。
こうした事態を防ぐために「練馬区地域防災計画」では、災害時にペットとの同行避難を勧めています。
一方で多くの方が生活する避難所でペットを受け入れるには様々な問題が生じると思います。
そのため、鳴き声やアレルギーなどの問題に対応できる体制を整備することが必要です。
練馬区では、区立の小・中学校の98校が避難拠点になっています。
ご自身の近くの避難拠点を日頃から確認しておくことが大切です。
さらに災害時に困ることといえば、トイレの問題ではないでしょうか。
東京都が区内4カ所の都立公園(城北中央公園・光が丘公園・石神井公園・大泉中央公園)
にトイレ用マンホールと配管を整備したことを受け、練馬区では各都立公園にマンホールトイレ用のテントや便座を備蓄しています。
また、災害時に怪我をしてしまった場合、多くの負傷者が発生することが予想されます。
そこで、負傷者の重症度に応じて適切な処置や搬送を行うため、治療優先順位を決定し、怪我の程度に応じた処置をします。
まとめ
このような知識を頭の片隅にでも入れておくと、いざという時に落ち着いて行動できると思います。
日頃から地震の備えとして、食料や水を準備したり、部屋の家具を固定したりすることも大切ですね。
さらに、ご自身の家の近くの避難場所や避難経路を確認しておきましょう。
ご家族の間で避難の際のルールなどを決めておくのも大切かもしれないですね。
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